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シンポジウム情報

※資料集には残部がございます。ご購入希望の方は下記リンク「購入方法」の欄をご参照の上、本体1部1500円に送料を加え、お振込みください。
 重量は200gですので、一部の場合は送料が215円となります。書籍名として「第39回大会資料集」とご明記ください。

  刊行物一覧(購入方法)

第39回中世土器研究会 :輸入陶磁器と国産土器・陶磁器‐類似と模倣‐

日時: 2021年12月4日(土)
会場: 滋賀県立大学 A7 102号教室 および zoom (対面オンライン併用開催予定)
     〒522-8533  滋賀県彦根市八坂町2500
アクセス: JR「彦根」駅 西口のりば2からから  近江鉄道・湖国バス
     〇「彦根郵便局・大藪郵便局経由県立大学」行
     もしくは
     〇「銀座街・パリヤ前経由県立大学」行 乗車約25分
     JR「南彦根」駅 西口から
     近江鉄道・湖国バス「県立大学」行 乗車約15分


内容
 日本中世の土器・陶磁器が、中国をはじめとする海外からの輸入陶磁器に影響を受けて変遷したことはすでに知られるとおりである。この「影響」の具体相については、「原型・模倣・モデル・コピー」といった概念によって説明され、輸入陶磁器と国産土器・陶磁器の相互補完関係が指摘されてきた。しかし、中世後期を含めた広い視野で国産土器・陶磁器を俯瞰したとき、国産土器・陶磁器の変化は単なる大陸文化の「模倣」でいいのだろうか、土器以外の文化的要素の受容による「類似」現象もありうるのではないだろうか。こうした疑問を足掛かりとして、今一度輸入陶磁器と国産土器・陶磁器の関係性を整理しなおしたい。
 私たちの研究会は、実物を前に議論することを心がけてきました。今回も各地の資料を持ち寄ってご参加いただければ幸いです。

12月4日(土)  *発表時間・演題は変更することがあります。  

12:30      開場
13:00~13:10 開会挨拶
13:10~13:25 趣旨説明 事務局
13:25~14:05 基調講演 唐物模倣の論理 今井 敦(東京国立博物館)
14:05~14:35 九州北部の輸入陶磁器模倣瓦器椀 柴田 亮(大村市教委)
14:35~14:55 休憩
14:55~15:25 琉球・グスク時代の搬入品模倣土器
                   瀬戸哲也(元興寺文化財研究所)
15:25~15:55 輸入と国産の天目碗 陳 彦如(京都大学大学院)
15:55~16:25 華南三彩と桃山茶陶 田中恒輝(京都新聞社)
16:25~16:35 休憩
16:35~17:00 質疑応答
17:00      閉会挨拶

参加費(資料代):1500円(予定)

申し込み(こちらへ)